メディア 2020. 03.
自然気胸について 自然気胸という病気は簡単にいうと肺のパンクです。肺は風船のようなものです。眼で見るとちょうどスポンジのような形をしています。そして肺の表面を胸膜或いは肋膜という薄い膜が覆っています。気胸というのはこの胸膜に何らかの理由で穴が開いてしまい、そこから吸った空気が胸の中に漏れてしまう病気です。パンクをしたので肺は縮んでしまいます。胸膜に穴が開く原因としては胸膜が一部弱くなってできた袋(嚢胞といいます)が挙げられます。 1)病気の重さは? 肺の病気の中ではもっとも軽い病気といえます。命に関わることは殆どありませんが、きちんと治療をしないとこじれて思わぬ余病を起こすことがあります。 2)病気の原因は? 年齢的には10代後半の若者から高齢者まで幅広く起こり、性別では圧倒的に男性が多い病気です。病気になる年齢によって少し特徴があります。10代の患者さんは、やせていて、背が高いことが多く、タバコとは関係ないようです。一方20代以降の患者さんの殆どはタバコが原因のようです。タバコを吸うことによって肺の組織が壊れて胸膜がもろくなったところに穴が開いてしまいます。高齢者の場合は肺気腫の患者さんがほとんどです。 3)治療法は?
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01. 19 最終更新日:2021. 03. 16 准教授、小児・先天性心疾患手術責任者 心臓血管外科修練指導者 心臓血管外科専門医 外科専門医 植込型補助人工心臓実施医 移植認定医 More
りんぱみゃくかんきんしゅしょう(LAM) (概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) 1. リンパ脈管筋腫症(LAM)とは? リンパ脈管筋腫症(LAM)は、平滑筋に似た特徴をもつLAM細胞と呼ばれる細胞が、肺、リンパ節、腎臓などで、比較的ゆっくりと増える病気です。ほとんどは妊娠可能な年齢の女性に発症します。肺では、LAM細胞が両側の肺に散在して増加し、それに伴ってのう胞と呼ばれる小さな肺の穴が複数生じ、進行した場合は息切れなどが生じます。呼吸不全という状態になり 酸素療法 が必要になることもあります。海外では1937年に最初に報告され、1977年にカリントンらにより命名されました。日本では1970年に山中と斎木により「び慢性 過誤腫 性肺脈管筋腫症」と言う病名で報告されました。LAMには、 結節 性硬化症(プリングル病とも呼ばれます)という病気に伴って発生する場合(結節性硬化症に合併したLAM)と、単独で発生する場合( 孤発性 LAM)の2種類があります。 2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか? どのくらいの患者さんがいるのか実数はわかっていませんが、稀な病気です。日本では、平成15年度と18年度に厚生労働省難治性疾患克服研究事業「難治性呼吸器疾患・ 肺高血圧 症に関する調査研究班」による全国の医療施設を対象とした2回の 疫学調査 が行われ、264人の患者さんの情報が集まりました。その結果、日本でのLAMの 有病率 は人口100万人あたり約1. 9〜4. 5人と推測されています。海外からの報告でも人口100万人あたり2〜5人と推測されています。平成27年度からLAMは指定難病の対象疾患となりましたが、平成25年度のLAMの医療受給者数は586人です。 一方、結節性硬化症に合併するLAM患者さんの詳細な患者数はわかっていません。結節性硬化症患者さんの女性の肺には、3~4割でのう胞性変化(肺LAM)が認められると報告され、わが国の結節性硬化症に合併するLAM患者さんは2, 000~4, 000人と推測されています。 3. この病気はどのような人に多いのですか? 「孤発性LAMも、結節性硬化症に合併するLAMも、ほとんどは妊娠可能な年齢の女性に発症しますが、閉経後に診断される患者さんもいます。稀ですが、男性の報告もされています。30歳代半ばで診断される事が多く、人種、喫煙などとの関係は明らかではありません。妊娠、出産や女性ホルモン(経口避妊薬等のエストロゲン製剤)服用で症状が出現したり、病状が悪化したとする報告がみられます。肺機能の悪化もなく正常に出産した報告もあり妊娠出産は必ずしも禁止ではありませんが、母子の健康状態に大きく影響する事であり、医師と十分に相談し慎重に検討しなければなりません。 4.
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